神奈川新聞
鎌倉市観光協会や市などでつくる鎌倉花火大会実行委員会は18日、古都の夏の風物詩の同花火大会について、今年の開催を中止すると発表した。中止は昨年に続き2年連続。
1948年から続く同大会は、例年約13万~15万人が訪れる一大イベント。だが昨年は東京五輪・パラリンピックの影響で、花火台船が停泊する江の島・湘南港がセーリング競技会場として使われることなどから、開催を断念した。
今年も五輪延期に伴い同様に湘南港が利用できない上、新型コロナウイルスの影響が長引く中で「不特定多数が同じ場所に集まるイベントを、安心して楽しめるよう開催するのは困難」と中止を決めた。