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コロナに揺れた鎌倉の1年 ニュースで振り返る2020

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大河の脚本を務める三谷幸喜さんと主演の小栗旬さん(上=NHK提供)、フィルムコミッション事業の設立式での様子

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 世界的に感染が拡大し続けている新型コロナウイルスの影響が鎌倉市にも及び、市民生活や経済活動などが大きく様変わりした2020年。一方で、22年のNHK大河ドラマが「鎌倉殿の13人」に決まるなど、明るい話題もあった。鎌倉の1年をニュースで振り返る。

【1月】
 22年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が発表され、鎌倉市内への経済波及効果に期待の声も上がった。
 新型コロナウイルスの対策会議を市が実施。市民らへの注意喚起開始。

【2月】
 新型コロナの影響でイベントなどの中止相次ぐ。鎌倉保健福祉事務所管内でも感染者が判明。
 鎌倉まつり中止決定。

【3月】
 新型コロナ感染拡大を受け、「観光控えて」と市長が異例の呼びかけ。

【4月】
 緊急事態宣言発令。
 市外からの流入抑制のために公営駐車場閉鎖。
 市内寺社や店舗も相次いで休業・閉鎖した。
 大船立体南側歩道の供用開始。18年にわたる工事が完了。

【5月】
 鎌倉検定の中止発表。

【6月】
 市医師会によりPCR集合検査場開設。海水浴場は戦後初の開設中止を決定。

【7月】
 フィルムコミッション事業「鎌倉ロケーションサービス」が始動。撮影などの誘致やサポートを行っていく。

【8月】
 教育長に文部科学省から岩岡寛人さんが就任。
 住民の要請受け、生ごみ資源化施設の整備候補地から今泉クリーンセンターの文言削除。

【9月】
 医師会が産科診療所「ティアラかまくら」を来年5月に閉院と発表。

【10月】

 鎌倉生涯学習センターが再開館。

 鎌倉文華館鶴岡ミュージアム(旧近代美術館)が国の重要文化財へ。

【11月】
 市が運転免許証を返納した高齢者に助成券の交付を開始。
 大日本弓馬会が深沢地域整備事業用地内に流鏑馬専用馬場を整備。
 野村総研跡地の事業者決定。宝飾美術館・研究所等の複合施設を想定。

【12月】
 休日夜間急患診療所が旧材木座保育園に移転。  
 新型コロナ受け支援策  家賃補助や電子商品券


  コロナ禍を受け、市では様々な支援事業を実施した。
 3月には、ふるさと納税を活用し事業者の支援事業を実施。5月には、国に先駆けて市内事業者のための中小企業家賃支援補助金を開始した。
 また、飲食店を支援する事前購入型の「♯鎌倉応援チケット」のクラウドファンディングを市内限定で行い、目標の4倍以上の約1300万円が集まった。
 国の特別給付金の対象外だった新生児や胎児に、市が独自に10万円の給付を決め、8月から受付を開始。
 さらに、3月15日まで利用できる鎌倉応援買い物・飲食電子商品券「縁(えん)むすびカード」事業を現在、実施中。市民1人につき5千円分の電子クーポンが配布された。中小規模の事業者の支援につなげる狙い。

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