11月11日から17日までに発表された鎌倉市内在住の新型コロナウイルス感染者は11人で、累計152人となった。感染者の多かった8月9月に迫る増加のペースとなっている。市内保育施設では、職員2人の感染が明らかになった。
今回感染が分かった11人は10歳未満から70代までの男女で、いずれも軽症または無症状だった。
感染者の在住地が公表されるようになった4月20日以降の市内の感染者数は、4月20日〜30日が9人、5月が2人、6月が0人、7月が9人といったんは落ち着きを見せたものの、「第2波」と言われる8月が33人、9月が35人となった。10月は16人と減少に転じたが、11月は17日時点で18人となっており、8・9月同様のペースとなっている。
保育施設で職員2人感染
また、市は17日、市内の同じ保育施設(私立)に勤務する職員2人が陽性だったと発表した。市内在住の40代女性と市外在住の20代女性で、最終出勤日は40代女性が11月13日、20代女性が16日だったという。
同日午後には該当保育施設の全職員と園児にPCR検査を実施。このため、17日・18日は同施設は休園となった。
検査結果は18日午後に判明する予定としていたが、市保育課によれば、「(18日午後4時時点で)結果はまだ市には届いておらず、公表についても結果を受けてから対応を進める」としている。
(18日午後4時起稿)