1月25日(日)午後1時から、建長寺応真閣で鎌倉市主催による市制80周年記念まちづくりシンポジウム「NEW OLD KAMAKURA〜鎌倉、伝統を守るため、革新に挑む〜」が行われました。内容は以下の通りでした。https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/plan/symposium.html
【東京新聞】https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/202001/CK2020012602000123.html
隈研吾さんのお話は、海外でも活躍なさっておられるだけに、いろいろな事例を盛り込んだ内容で、勉強になりました。鎌倉市と縁が深い方ですが、昨年11月に「鎌倉市都市政策専門員」に任命、今回の講演となると、市が計画している庁舎移転・新築の設計について水面下で話が進んでいるのか? と変な詮索をしてしまいます。
第3部のチームティスカッション、筆者は「3.ヒトにやさしい観光とまちの交通の未来」に参加しました。
詳細な感想は省きますが、話題のロード・プライシング(鎌倉市街地に入ってくる車両に課金する)をはじめ、少子・高齢社会に対応するオンデマンド・バス、オーバーツーリズムによって弊害が目立つ食べ歩き問題やゴミ収集問題などに一切触れられなかったのは残念でした。
「鎌倉に来たのは実は今回が初めて」という大学の先生がディスカッション・アドバイザーじゃね、というのが正直な感想。もっとレベルが高い鎌倉市在住の有識者がいるでしょうに。